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オールドタックルオールドタックルとは何か!?

オールドタックルコンディション付けに関して

オールドタックルコンディション説明時の用語

 

オールドタックルプロペラ

オールドタックル

オールドタックル成型位置

オールドタックルリグ

オールドタックルとは何か!?

オールドタックル、簡単に言ってしまえば、古い釣具のことです。一般的に20年ぐらい経てばオールドタックルと呼ばれることが多いようですが、古ければなんでも良い訳ではありません。中には、単に“古いだけ”の釣具もあります。では、なぜ価値のあるオールドタックルと、単なる中古釣具に分かれるのでしょうか?

オールドタックルとは?

簡単に言うと、製造場所、製造方法、資本の変更などが理由に挙げられます。
いくつかのメーカーの歴史を振り返りながら、具体的な例を挙げてみましょう。

オールドヘドン

HEDDON

まず、オールドルアーの代名詞とも言えるヘドンは、エビスコ インダストリーズという会社(正しくはエブスコ。現在プラドコと呼んでいるのは、エビスコのアウトドア部門であり、プラドコ=エビスコである。)に買収され、1985年に製造場所をアメリカ・ミシガン州のドゥワジャックから中南米に移しています。

これにより、先に買収されていたレーベルやコットンコーデルなどと同じ工場で製造されるようになったのです。

確かに、1950年代以降、ヘドンは、デイジー、ビクター、キディーといった会社の資本下で製造されていましたが、一貫して、工場はドゥワジャックにあり、メイド・イン・USAだったのです。
しかし、他社ルアーと同じ工場で作られるようになったヘドンに、ヘドンとしてのアイデンティティーはあるのでしょうか?

残念ながらそれはもうなくなってしまったとしか思えません。

では、この他のメーカーはどうでしょうか?


ABU

アブの場合は、1979年にアメリカの販売代理店であったガルシアの倒産で、アメリカでの販売経路確保のためガルシアを買収しますが、これが負担となり1980年代半ばから品質が下がってしまい、現在では世界最大の釣具メーカーピュア・フィッシングの傘下となっ ています。そういう意味では、1983,4年までをオールドとして扱うのが適切でしょう。



Fenwick

また、フェンウィックはフェラライトフェルールを開発し、チーフ デザイナーであったジム・グリーン氏在籍の1989年までとすべきでしょう。



FredArbogast

フレッド・アーボガストは2代目社長の事故死により、やむなくエビスコ傘下となるまでがオールドタックルであり、オールドタックルと成り得るものと言えるでしょう。

各社の歴史を辿ると、自ずとどこまでをオールドタックルと呼ぶべきか見えてくるのではないでしょうか。そして、それらオールドタックルと呼ばれるものには、大量生産品でありながらも、作者の意図や各会社の直向さ、クラフトマンシップが感じ取れるのではないでしょうか。

つまり、ここが価値のあるオールドタックルと古いだけの釣具の分かれ目なのです。蛇足かもしれませんが、1984年のヘドンはオールドタックルですが、1985年のヘドンは古いだけの釣具なのです。

オールドタックルはオリジナルであり、永遠のものです。ノスタルジーやブームが生み出したものではないのです。





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グランディングシステムに関して

さて、これらオールドタックルに興味を持ったとき、さまざまなわかりにくい用語が出てくるかと思います。ここでは、それら用語について解説します。

New In Box New In Package Mint
(1) NIB(New In Box:ニューインボックス)…新品箱入り(未開封を指します)
(2) NIP(New In Package:ニューインパッケージ)…新品パッケージ入り(未開封を指します)
(3) MINT(:ミント)…使用してあるが新品同様
Mint In Box Near MINT Excellent
(4) M.IB(Mint In Box)…ミント状態で箱入り(封が開いたものもここに含めます)
(5) N.MINT(Near MINT:ニアーミント)…新品同様に近い状態
(6) EX(Excellent:エクセレント)…使用していてキズが少ないもの
Very Good Good Poor
(7) VG(Very Good:ベリーグッド)…キズ、ハガレのあるもの
(8) G(Good:グッド)…キズ、ハガレの多いもの
(9) P(Poor:プアー)…リペイント、リグの欠損、リールならパーツ取りにしかならないもの

上記(6)〜(8)は+・−を付け更に各3段階に分かれます。
例)EX+、EX、EX-
(1)、(2)は同等、(3)、(4)は本体については同等です。
未使用であっても、場合によっては、(3)〜(9)に該当する場合があります。
ただし、これらはコンディション付けをする人の主観です。




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コンディション説明時の用語

  • エイジクラック
    主にウッドルアーで見られる独特の塗装のはがれ方。ウッドの吸湿、乾燥でボディーの膨張、収縮を繰り返した際に現れるスジ状の塗装のヒビ。

  • エイジクラック
     ↑全体にエイジクラックがあります。

  • フックサークル
    フックがボディーに擦れることにより、リグを中心に円状のキズが入っていること。
    フックサークル
     ↑フックによるキズが入っています。

  • クモの巣
    主に80年代初めのヘドンスプークに見られるクモの巣状のコーティングのヒビ。
    クモの巣

  • ブリスター
    本体と塗膜の間に水分が入り斑点状の塗装の浮きが見られる現象。
    ブリスター
     ↑若干ブリスターが見られます。

  • チップ(チッピング)
    擦れた感じではなく、衝撃などで塗装が剥がれた様子。塗膜1、2枚のハガレの場合と、ボディーまで達している場合とがある。

  • チップ(チッピング)
     ↑塗膜のハガレがあります。




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    ヘドンのプラスチックルアーの歴史は長く、製造期間中に、パーツ、塗り方、成型位置などが変更されています。 それらは、それぞれ通称で呼ばれており、製造年代判定の重要な要素なっています。

    プロペラ

    プロペラ-オールドタックル- プロペラ-オールドタックル- プロペラ-オールドタックル- プロペラ-オールドタックル-

    @

    A

    B

    C

    @: 通称ボスペラ、主にウンデッドスプークのリアペラに付いています。1930年代から1960年代終わりまで使われていました。

    A、B: 通称チョクペラ、1969年代以降のマグナムトピード、ウンデッドスプークに付いています。
    1969年のファーストモデルのマグナムトピードはペラの中心に若干の盛り上がりがあるものが使われています。(A)

    C: 通称ヒネリペラ(カリペラ)、1980年代初めのマグナムトピード、ウンデッドスプーク、ウンデッドザラなどに付いています。




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    目

    目-オールドタックル-   目-オールドタックル-

    多くのヘドンスプークは1970年までは、瞳(黒目)の部分を筆で書く「書き目」と呼ばれる塗り方(左)ですが、1971年以降1984年までは、瞳もエアーブラシで塗る「吹き目」と呼ばれる塗り方(右)に変更されています。




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    成型位置

    1970年頃を境に多くのヘドンスプークは、金型を変更したため、成型位置が異なっています。これら成型位置の変更はそれらルアーが作られた年代を判定する重要なファクターとなります。ただし、ルアーごとに変更された年は異なります。また、成型位置によって、クビワレ、タテワレ、ナカワレなどの呼び方があります。

    クビワレ

    クビワレ   クビワレ

    前後のボディーをクビの部分で接着しています。

    タテワレ

    タテワレ  タテワレ

    左右対称のボディーを中心部分で接着しています。




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    リグ


    ●サーフェスリグ

    1940年代後期から現在(エビスコ社製)まで続くリグ。多くのヘドンスプークに使われています。


    ●カップリグ(スクリューリグ)

    マグナムトピードなど一部のルアーに使われたリグ。マグナムトピードでは1980年代初めだけ使われていました。ウッド時代のカップリグと区別するため、スクリューリグと呼ばれることがあります。


    ●プレートリグ

    2ndザラ、ビッグヘッド、ヘッドプラグなどに使われたリグ。 ソルトウォーターや、引きの強い魚に対してのリグと言われています。

    ●2ピースリグ

    1936年代から1940年代終わりまで使われたリグ。ヘドンスプークでは初期のものにしか使われていません。




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